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予てより、この空間でお酒を・・・

玄関01

先ずは玄関で、木製達磨と兎、イギリス産の古いスリップウェアの大皿陶器がお迎え、バーナードリーチと濱田庄司の出会いの時を感じた様な

廊下窓02

窓を背に天使のブロンズ像
弓矢を持って羽根を広げて立っているシルエットとランプのデュエット
そして中庭の緑がマッチして絵のような風景です。

もうすっかり「あれは」忘れて、あちこち見入っている次第です。

時が止まったような、すばらしいライズ&ホールのランプです。
真鍮、陶器、ガラスシェード
そのそれぞれの造形美とテクスチャー
そしてその三つのバランスが見事な美しさです。
更にその背景にうっすらと浮かび上がった本棚と縦格子の引き戸が憎いばかりです。

書斎03
洋室04

そして、まさにファンタジーな一枚、ランプの光がバス停でねこバスを待つメイとトトロを映し出している。不思議な生き物・トトロの事を思ってたら、ご主人様から「そろそろ食事に」と一言!

廊下窓02

さあ中庭でバーベキュー、やっぱお肉にビールですよね、写真のコップなんと舩木倭帆(1935-2013)の作品、手に入れるのはなかなか難しいこのレトロで厚手の民芸の血を引くガラス器、これで飲んで良いんですよね!
お肉と秘伝のたれと串焼き、料理と器のハーモニーが最高です。

洋室04

そしてダイニングルームへと、山口は獺祭大吟醸50に愛知三河の一念不動、さらに名古屋の醸し人九平次の飲み比べ。酒の当ては写真のチーズに胡瓜、こんなラインナップ審査員にはとてもなれません。

時が夜を迎え私もすっかり酔い心地、ランプの光もとても心地よい時間です。
ここで過ごす時間と料理とお酒、それぞれが心がこもり、いろんな骨董品たちがこんなにも生き生きと使われている事
新鮮な時間が過ぎ会話も弾みます。

書斎03
廊下窓02

もうすっかり絶好調、このターコイズブルーの古いミントンのお皿のスパゲッティちょっと変わっているとの事、確かに?
私の現在の状況では正確な判別は・・・
ちなみに私の手、古伊万里蕎麦猪口白磁で飲んでます。そんなぁー
おいしいに決まってますよね。

洋室04

これ木の敷板にチロル急須と蕎麦猪口それに南蛮焼きの長皿、乗っかってる、何、おおにぎりですよね
おいしそぉー、また食べてしまいました。

時はあっという間に過ぎ終宴の珈琲です。
松盆の上にスージークーパーのカップ&ソーサー、急須は伊賀焼き
こんなにも自然に仕立てられた品々、このご家庭が常々においてこのように過ごされている証
ありがとうございました。またよろしかったらお願いします。

書斎03